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■■ 成功企業・元気な会社の紹介 医薬、電機業界の縁の下の力持ち 18

■■ 成功企業・元気な会社の紹介 医薬、電機業界の縁の下の力持ち 18

 毎週お送りしている【元気な企業紹介・成功企業の紹介】は、毎回拍手をいただいています。
 皆様から寄せられたり、私が支援したり見聞した企業で、元気な会社、成功している会社・お店等などを紹介します。貴社経営のご参考にして下さい。
 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。


■ 医薬、電機業界の縁の下の力持ち

 会社名: 神戸天然物化学(株)
 業種: 有機化合物の受託研究、受託製造・分離精製および技術開発

 神戸天然物化学は医薬メーカーから委託を受けて医薬品の原料、材料となる原薬や医薬中間体を供給する医薬事業と、液晶や有機ELなど電子分野向けに機能性材料を合成して供給する機能材料事業を主力としている。これまで国内外の大手企業80社や大学、公的研究機関と取引実績がある。これに加え、遺伝子組み換え体による有用物質生産などのバイオ事業を新たな事業の柱と位置付け強化を図っている。
 医薬、電機業界は最先端の技術開発を世界各国が競い合っている分野。「顧客の要望に着実にこたえるだけでなく、要望を先取りして提案する技術力で選ばれる存在となる」(広瀬社長)ことをモットーとしている。

国内外の医薬メーカーと取引

 同社の強みはさまざまな有機化合物を、数キログラムから年間数トンまでさまざまな規模で合成する体制を構築していることにある。なかでも医薬関連の受託生産は、薬事法に基づいた生産体制を求められるなど、特別な対応が必要になる。
 同社は多数の化合物を同時に合成し目的に応じて活用する「コンビナトリアル合成」や、国が規定した医薬品生産における品質管理基準「GMP」に対応した生産体制を構築済みで、医薬原薬や中間体生産のあらゆるニーズに対応できる。
 また2005年に「KNCバイオリサーチセンター」を開設、バイオテクノロジー分野にも進出した。長年培った化学合成技術や分離精製技術を活用して、ペプチド合成、核酸合成、遺伝子組み換えなど、創薬開発における最先端技術を提供している。
 さらに、ドイツの著名な学術研究機関マックスプランク研究所から派生したバイオベンチャーのシランテス社と提携し、安定同位元素標識化合物の日本における正規販売代理店となった。創薬開発の新潮流である、さまざまなたんぱく質の構造や機能を解析する「プロテオーム解析」にいち早く対応し、国内外の医薬メーカーに製品供給だけでなく、活用ノウハウを提供することが狙いだ。こうした最先端技術に精通することで、「医薬メーカーにとって、なくてはならない存在」(同)となることを目指している。
 一方、医薬、機能材料、バイオ事業それぞれに開発室を設けて、共同開発を行う体制作りも進めている。同社には修士課程修了者が100人以上、博士課程修了者が20人以上おり、共同研究が可能な人材もそろえている。
 生産では中小企業基盤整備機構が島根県出雲市に整備した出雲長浜中核団地に用地を確保し、これまでに医薬、機能材それぞれの量産工場を開設した。また、中国にも生産子会社「大神医薬化工(太倉)」を配し、低コスト生産にも応じられるようにしている。
 「当社が取り組む事業は、現時点では中国などの新興国は追随できないが、今後を考えれば安閑としてはいられない。技術力、生産体制あらゆる面でどこにも負けないところまで高めていきたい」(同)と意気込んでいる。

  出典: e-中小企業ネットマガジン

 ◇ 成功企業・元気な会社 バックナンバー

 

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  1. 2018/07/19(木) 12:05:00|
  2. 成功企業・元気な会社

■■【成功企業・元気な会社】 特殊織物で明日をつむぐ  17

■■【成功企業元気な会社】 特殊織物で明日をつむぐ  17

 

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■ 特殊織物で明日をつむぐ  17

 
 国内の繊維・素材メーカーの多くがアジアなどの新興国に生産拠点を移し、海外に販路を求めざるを得ない厳しい状況に追い込まれているなか、特殊織物の開発生産で独自の分野を築き、業界をリードしている企業がある。

 明大(株)(岡山・倉敷市)は昭和38年創業の特殊織物の総合メーカーである。創業以来「多品種少量生産による高付加価値型」の製品開発をモットーに、徹底した品質管理のもと、織物から縫製、出荷までを国内の自社工場で一貫生産してきた。機械設備が注文に応えられなければ、その開発までも行うという徹底ぶりである。
 主力製品のベルトスリング「ロックスリング」には一般繊維とアラミド繊維の2タイプがあり、軽量物から超重量物、耐熱・耐薬品の特殊用途まで幅広い商品展開により、トップメーカーとして他社の追随を許さない。また、土木建築向けの細幅・広幅織物は、織機や製造ラインの問題から一社生産できる企業がほとんどなく、両方に対応できることが最大の強みである。細幅織物は耐震補強用ベルトとして、広幅織物はコンクリート施工用布製型枠として用いられる。
 
 同社では20年の研究期間を経て、ついに世界初の四軸織物「テトラス」を完成。世界の産業シーンに衝撃を与えた。タテ糸とヨコ糸の2軸に斜め2方向からも糸を交差させる技術を確立し、抜群の寸法安定性と引裂強度を得た夢の織物を実現した。カーボン繊維やアラミド繊維で作る四軸織物は多くの分野から注目されている。
 
 社員の一人ひとりが、“開発スタッフ”であり“製造スタッフ”であるとの高い意識を持ち、製品開発にあたっては各自が柔軟な発想で意見を出す。小河原敏嗣社長は、「当社の従業員は、どんな仕事に対しても常にアイデアを出すことが習慣づいている」と誇らしげだ。こうした職場環境の中からオンリーワンの技術が生み出され、リーディングカンパニーとして業界を切り開いていく。
 
  資料出典: J-NET21
 
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  1. 2018/07/12(木) 14:39:13|
  2. 成功企業・元気な会社

■■【元気な会社】 動物実験をなくすため…人の皮膚構造を再現 8523

■■【元気な会社】 動物実験をなくすため…人の皮膚構造を再現 8523

 

■ 動物実験をなくすため…人の皮膚構造を再現 8523

 

 医薬品や化粧品の開発において必要とされてきた、マウスやラットなどを用いた動物実験。

 ただ、2013年に欧州連合(EU)域内で化粧品開発に関する動物実験が全面的に禁止されたほか、製薬業界でも同様の動きが出ており、化粧品や医薬品の開発に向けた動物実験代替法の開発が世界的に強く求められている。

 これに対し、理化学研究所の認定ベンチャーであるオーガンテクノロジーズ(東京都港区)は、人の皮膚に近い構造を再現した人工皮膚モデル「Advanced Skin」(アドバンスドスキン)を製品化した。


 人間の皮膚は「表皮」と「真皮」の2層から成る。

 従来の人工皮膚モデルは、基底層、有棘層、顆粒層、角層の構造を持つ表皮4層のみを再現したものがほとんどで、主に安全性評価に用いられていた。

 Advanced Skinは表皮4層に、真皮2層を加えた合計6層というヒトの皮膚組織構造を再現する。

 単なる安全性評価だけではなく、従来の皮膚モデルでは難しかった機能性成分や薬用化粧品の皮膚への効果を評価できるようにした。

 杉村泰宏代表取締役は「例えばアトピー性皮膚炎の肌モデルを人工的につくり、アトピー対策製品を塗布すれば、その効果を客観的・科学的に評価できる」と説明する。


「実はAdvanced Skinは創業10年目にして初めての製品」と杉村さんは笑う。

 オーガンテクノロジーズは東京理科大学の辻孝教授(現・理化学研究所チームリーダー)が手がける臓器再生研究の実用化を目指して2008年に創業した。

 杉村さんはモルガンスタンレー証券などに勤めた後、人材コンサルタント会社を起業し、2015年に請われて同社の経営者になった。

 ところが就任した途端、資金繰りに苦しめられた。

「再生医療分野は事業化するまで10年以上かかることが当たり前の世界。

 共同研究費などは入るものの、売り上げが上がらない状況はきつかった」と振り返る。


 昨年10月にようやくAdvanced Skinを発売。

 化粧品・医薬品業界だけでなく、関連する機器・装置業界にも納入され、4月には2017年度中小企業優秀新技術・新製品賞の優秀賞を受賞した。

 杉村さんは「世の中に評価されたことで、研究者のモチベーションは大きく上がった」と話す。


 現在は毛穴や皮脂、汗の分泌による保湿やバリア機能を再現できないが、毛包や皮脂腺、汗腺などの皮膚付属器官を備えた次世代の人工皮膚モデルを開発中だ。

 さらに毛髪の再生でヒト向け臨床試験を2019年度に開始する構想を持つほか、現在の治療法の弱点をクリアする次世代の歯のインプラント治療法の開発も手がけている。

「再生医療ベンチャーを成功させるビジネスモデルの一つとして、再生医療はビジネスになるということを示したい」と杉村さん。

 その顔には、いわゆる「死の谷」(研究開発と事業化のギャップ)を越えた自信がみなぎっている。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

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  1. 2018/07/05(木) 12:05:00|
  2. 成功企業・元気な会社

■■【元気な会社】 2リットルの水で洗車 ~Quick Wash~  04

■■【元気な会社】 2リットルの水で洗車 ~Quick Wash~  04

■ リットルの水で洗車 ~Quick Wash~  04

 
マイカー保有者にとって “洗車”は面倒な仕事だ。が、きれい好きな日本人は、汚れた自家用車に乗ることには抵抗がある。このようなドライバーのニーズを確実にキャッチしたのが、クイックウォッシュ(株)(福岡市:高武純一社長)の洗車サービス「Quick Wash」だ。ユーザーがショッピングを楽しんでいる間に駐車場で洗車作業が完了。「時間」と「手間」をQuick Washが完全に代行する。
 
高武社長は、元々、建設業会社(水道工事)の2代目だった。厳しい状況の中で、このままではヴィジョンが持てないと、28歳で単身渡米。生活に密着した事業をやりたいと、一般家庭に寄宿しながらビジネスリサーチを行い、そこで、ショッピングセンターでの洗車サービスに出会った。
 
帰国後、洗車業界に勤務しながら200か所のガソリンスタンドをリサーチ。平成20年8月には洗車サービス業のクイックウォッシュ(株)を立ち上げた。かつての海外視察で、『水』の確保に追われる子供たちを目の当たりにした経験から、水を使わないで洗車ができないか?と、洗剤の開発も手がけ、化粧品からヒントを得た浸透性の良い高品質の洗剤(特許出願中)を開発した。
 
洗車で使用する水の量はおよそ200リットルという。Quick Washは、この洗剤により1台わずか2リットルの水で洗車を完了。水の消費量を100分の1に抑えただけでなく、100%天然素材由来の洗浄溶剤であることから、環境にも優しい洗車を実現させた。
 
平成22年からフランチャイズ事業を開始し、現在、11のFC店舗で洗車サービスを展開中である。平成23年6月には、「平成23年度九州アントレプレナー(起業家)大賞」も受賞した。環境に優しく、水資源の節約にも貢献することから、海外からのオファーも多いという。
 
高武社長の企業ビジョンは、「世界的企業となって、世界的貢献を行い、世界的歴史に残る企業となること」と壮大である。Quick Washは現在、洗車1台につき10円を、水環境事業基金への協力金として拠出しているという。企業規模の拡大は、利益を増やすための「目的」ではなく、新しい水の文化を創るための「手段」と高武社長は言い切る。
 
  資料出典: J-NET21
 
 
 
 
◆ 心で経営 論語や菜根譚をもとに経営者のあるべき姿を説く

 【心de経営】シリーズは、「経営は心deするもの」という意味になります。それとともにフランス語の前置詞であります「de(英語のof)」を活かしますと、「経営の心」すなわち、経営管理として、あるいは経営コンサルタントとして、企業経営をどの様にすべきか、経営の真髄を、筆者の体験を通じて、毎月新しいブログを発信いたします。

【筆者紹介】 特定非営利活動法人日本経営士協会 藤原 久子 先生
 北海道札幌市出身、20年間の専業主婦を経て、会計事務所に約4年半勤務。その後平成元年7月に財務の記帳代行業務並びに経理事務員の人材派遣業の会社を設立し、代表取締役として現在に至る。従業員満足・顧客満足・地域貢献企業を目指し、企業の永続的発展を願う。
 平成22年には横浜型地域貢献企業の最上位を受賞、続いてグッドバランスの受賞により、新聞、雑誌の掲載をはじめ、ラジオやWebTV(日本の社長100・神奈川県社長t v)に出演したりして、各種メディアで紹介されている。
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■ ご挨拶
自社の経営に当たりまして、何かと忙しい経営者に安心して事業に専念してほしいとの想いと、そして忙しい経営者に、私たちからは「もっと心の通いあうサービス提供を」という原点を忘れてはならないと常に考えております。また、「顧客第一主義」と「企業は人なり」の精神を揺るぎないものとして持ち続けることも大切です。
その信念に「学び」をプラスして更なる人間的魅力を形成してはじめて、従業員やお客様から信頼されるのです。そのためにも、まず自分自身を磨くことが大切です。
人にはそれぞれ自分なりの生き方があります。経営者様をはじめ、これから経営者として歩み始めるみなさまや経営コンサルタント・士業の気づきや学ぶ機会になれば、これほどに嬉しいことはございません。
 
■ 【心 de 経営】ブログのバックナンバーを閲覧するには
 下記URLのいずれかををクリックしてください。
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  http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/c0de6df80dd146916f8efdb2b4de2a54
 

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  1. 2018/06/30(土) 12:05:00|
  2. 成功企業・元気な会社

■■【元気な会社】 はやい、安い、巧い」画像検査装置で人手不足に対応する 8418

■■【元気な会社】 はやい、安い、巧い」画像検査装置で人手不足に対応する 8418

■ はやい、安い、巧い」画像検査装置で人手不足に対応する 8418

 運送、飲食をはじめとするサービス業の各方面で人手不足が恒常化し、深刻な社会問題となって久しい。

 一方、製造業でもサービス業と同様の悲鳴が現場のあちこちで上がっている。そんな製造現場の人手不足対策&業務効率化にうってつけの装置を開発したのがウイングビジョン(長野県松本市、河原盛人代表社員)だ。

 目視の検査を機械に置き換え、高精度の検査業務を可能にする。

「スキルレス画像検査装置」と称する同社製品は、誰でも使え“はやい”、“安い”、“巧い”と、どこかの牛丼チェーンのような3拍子が揃っている。


 同社は大手電機メーカーに勤めていた河原氏が2015年に起業した。同僚、知人とともに数人の陣容で立ち上がり、規模の拡大は追わない、などから合同会社の形態を採った
 

 発足から3年。今、製品の量産化を志向し、株式公開に向けた中期計画を策定するといった具合に、成長拡大路線へと舵を切り、近く株式会社へ移行する。

 河原氏は「細々とやるか、資金調達して大きく伸ばすかの岐路を迎え、後者を選んだ」と路線変更の理由を語る。

 スキルレス××は、その名の通り「技術いらず」で、誰でもすぐに活用できる使い勝手のいい装置。

 事前研修が必要だったり、設定に時間がかかったりする既存・他社製品との差別化の大きなポイントが「スキルレス」というわけだ。独自技術「メッシュマッチング」のなせる業で、従来方式が対象物単位で検査するのに対し、全体画像の中で検査箇所をエリア指定し、細分化したメッシュごとにチェックする仕組み。

 河原氏は「人がいない、いい検査装置が見つからないといった生産現場の実情に対応するのが当社製品」と胸を張る 


 同装置の、スキルレスに勝るとも劣らないセールスポイントが「高速検査」で、従来装置では一日仕事だったのが30分で済む。

 また、手頃な価格も売り物で、早い&速い、安い、巧い-を実現した。ところで、同社では装置のハードは外注し、付加価値の高いソフトを自社開発している。

「従来型の装置とは視点が違うソフト主体の製品を継続的に進化させる」(河原氏)との方針のもと市場を開拓中。

 とくに、車載用や情報端末向け実装基板の検査業務に向いていると自動車・電機メーカーに働きかけ、導入実績を積み重ねている。


 「ボブディランと安部公房にはまり、大学は文学部に入った」と振り返る河原氏は、鉄工所や高級旅館さらにタクシードライバーを経て、電機メーカーに行き着く。
 

 メーカー時代は、生産技術を長年担当し、自動化システム、画像処理のソフト開発に従事した自称“奇妙奇天烈な純文系エンジニア”。

「年齢の高い、遅いスタートとなったが、その分、現場では何がニーズで、何が不足しているかを熟知しているつもり。

 臨機応変の経営を心がけていく」と、豊富な経験を拠り所に、50代シニア起業の範を示していく。

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  1. 2018/06/23(土) 12:05:00|
  2. 成功企業・元気な会社

■■【元気な会社】 社員の幸せ追求する寒天業者 8411

■■【元気な会社】 社員の幸せ追求する寒天業者 8411

■ 社員の幸せ追求する寒天業者 8411

 東京ドーム2個分、3万坪の庭園は四季折々、鮮やかな色彩を放ち、シーズンオフがない。

 それぞれ寒天料理、南信州の地ビール、本格手打ち蕎麦が売り物の三つの食事処や、ミュージアム、健康パビリオン、多目的ホール、土産店…と多彩な施設も並ぶ。年間30万人が訪れる、このテーマパーク&癒しの空間を運営するのが伊那食品工業(長野県伊那市)で、本社周辺の敷地を「かんてんぱぱガーデン」と名付け無料開放している。

 同ガーデンに出向くと、いい会社、大切にしたい会社として知られる同社の“真骨頂”も垣間見られる。


 同社は1958年、寒天メーカーとして発足した。60年後の今、その国内シェア80%を誇り、各種ゲル化剤などでも実績を積み重ねている。

 実質的な創業者で、現在、会長を務める塚越寛氏の経営手腕が48期連続の増収増益を成し遂げた。優良企業としてつとに知られる同社は、一方で、塚越会長が定めた社是「いい会社をつくりましょう~たくましく そして やさしく」を有言実行する“社員が元気な企業”としても、その名が轟いている。


「経営の目的は社員の幸せが第一で、売り上げや利益は手段に過ぎない」。

 塚越会長は、経営の目的と手段をそう説明する。塚越英弘副社長(会長の長男)は手段や結果に拘泥しない同社の一端を「目標数字は掲げない。

 役員会や営業会議でも数字の資料はなく、自分たちが何をどうやるか、“あるべき姿”を話し合う」と明かす。


 同社スポークスマンとして、講演をはじめ各種の対外活動を引き受けている塚越副社長は、最近の働き方改革の趨勢には納得がいかない様子。

 ある講演で「人の一生の中で、一番長い『働いている時間』は、楽しい時間、自己実現や成長につながる時間であった方が幸せだ」と説き「ハッピーリタイアを志向する欧米人のベースには、聖書に出てくる、罰としての労働があるように思える。働き方改革や時短はその流れ」と持論を開陳。

 併せて、仕事を極力、本人任せにして自由度を高めることが自己実現や成長に直結すると解説した。


 同社ブランド「かんてんぱぱ」から名付けた「かんてんぱぱガーデン」はどこも清潔で手入れが行き届いている。

 社員が休日の朝などに自発的に掃除や剪定をしているからで、毎回来る人、全然来ない人、たまに来る人とさまざま。評価には全く結び付けていないということを、なぜやるのか…。

 その答えは「やる人にとっては当たり前になっているから。なぜ、当たり前になったかは、結局、自分のためになると感じ取ったからなのでは」(塚越副社長)。

 掃除にも仕事にも自発的、主体的に取り組む同社社員が、元気でないはずはない。

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  1. 2018/06/16(土) 12:05:00|
  2. 成功企業・元気な会社

■■【元気な会社】 空中映像を電子看板や非接触UI、『現実拡張』に生かす 8404

■■【元気な会社】 空中映像を電子看板や非接触UI、『現実拡張』に生かす 8404

■ 空中映像を電子看板や非接触UI、『現実拡張』に生かす 8404

「我々の視覚世界は『脳の創りもの』である」(渡辺正峰著『脳の意識 機械の意識』より)というように、視覚世界の奥は深い。

 その奥深いテーマを突き詰め、何もない空間に映像を浮かび上がらす技術を開発し新技術の実用化に邁進しているのがパリティ・イノベーションズ(京都府精華町、前川聡社長)。

 活用が見込める分野はアミューズメント、医療、家電、自動車、ホテル・レストラン、公共設備…と幅広い。

「仮想物体を現実世界に解き放ち、拡張現実(AR)ならぬ『現実拡張』を実現する」(前川社長)と、掲げるビジョンは壮大だ。


 同社はNICT(情報通信研究機構)の研究員だった前川氏が2010年12月に設立したNICT発ベンチャー。

 前川氏は研究員時代、画期的な光学素子「パリティミラー」を開発し、その応用による空中映像システムを学会や展示会で実演すると、どの会場でも驚きと称賛の声が上がる。たまたま、共同開発企業が一定水準の品質や大きさの試作品を作製したタイミングを捉え、起業に踏み切る。


 パリティミラーとは、ナノテクの粋を集めて開発・作製した微小な2面コーナーリフレクター(2枚が直角に組み合わされた鏡)を数十万のオーダーで組み込んだ装置。10cm角程度の大きさの同装置から、現実の物体のような存在感・臨場感のある空中映像が、光の集合体(実像)として生み出される。起業から7年余り。

 前川社長は「精度、コスト、量産化の各面で難題山積の状態が続き、ニワトリとタマゴのジレンマに陥ったが、ここへきて、ようやくそれらが解消しつつある。

 商品企画が進み、量産体制も見えてきた」と軌跡を語る。


 同社の商品企画の方向性は3つ。第一が空中映像をディスプレーとして活用する道で、宙に浮かぶ不思議な映像表現は、次世代デジタル・サイネージ(電子看板)として幅広く使われると見る。

 第二の道は、指位置センサーなどと一体化したタッチレスUI(ユーザー・インターフェース)。

 手が汚れない、手で汚さない、触らないボタン・スイッチとして、手術中の医療機器の操作などにうってつけとしている。

 第三が、ARやVR(仮想現実)に不可分のディスプレー、ゴーグルなしで、仮想物体を現実世界に解き放つ=実物体と空中映像を重ねて表示する「現実拡張」で、SF映画やアニメが描くような未開の市場を掘り起こす。


 前川社長は「自動車、家電、アミューズメントの各業界からの問い合わせが多く、実際に製品開発が進んでいる」と近況を説明。

 非接触スイッチの応用製品などを順次発売する運びであるという。

 NICTの技術に基づく競合他社が出てきたりしている状況だが「競合の存在は結果的には市場拡大につながり当社にもプラスになる」とどっしりと構え、「5年後の上場を目指し、10年後も人々に驚きを提供し続けたい」と先々を見据えている。 

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  1. 2018/06/09(土) 12:05:00|
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■■【元気な会社】  特殊用途を狙う  01

■■【元気な会社】  特殊用途を狙う  01

 
 日昭工業(株)(東京・青梅市)がトランス製造を始めたのは昭和42年。
 
 いわゆる「ガチャ万」と呼ばれる、機織り屋がガチャンと一織りするたびに万円単位の額が儲かると例えられるような、繊維の好景気が終わりを告げた時代だ。先代社長は織物からトランスへの転身を決断した。
 
 高度成長期で電化が進み、電源回路に必ず使われるトランスの需要が拡大していたのを見越した判断だった。
 
 
 久保寛一社長は今、鉄道車両向けの特殊トランス製造を主力に、産業機械や電気設備など多品種少量のトランスに特化している。
 
 リーマンショック後の平成21年度は売り上げが半減したもののその後2年間は、新興国の交通インフラ整備の波に乗り順調に業績を伸ばす。
 
 
 トランスは装置の電力品質を決める重要部品。高電圧や高品質ニーズなど特殊用途は多い。
 
 だが機械でコイルを巻く汎用品と違って多品種少量品の生産自動化には手間がかかるため、大手企業は外注先を求めている。
 
 同社はここに的を絞った。
 
「トランスを作れるのなら電源ユニットも、電源装置全体もできるだろう」と任される範囲は次第に広がった。
 
 
「必要な技術が増えるたびに、とにかく必死で勉強した」。
 
 配線、電気設計を学び、現在ではトランス製造と電源装置の組み立てが2本柱に。
 
 少量品をほぼすべて請け負うようになったころ、主要取引先のトランスメーカーが倒産、電機メーカーと直接取引するようになる。
 
 自ら営業し、市場調査するようになり、高い技術力が求められる鉄道車両のトランスに注力することになる。
 
 
 同社製品の製造はほぼすべて、技術者が手作業で行う。
 
 だから「うちの資産は人材がすべて」とも。
 
 毎年社員一人当たり40万円を教育費として投資するほか、約60人の社員のうち12人を工場長候補として2週間おきに交代で工場長を経験させる。
 
 従業員全員の多能工化も進め部門間交流と頻繁なOJTを繰り返す。
 
 好調な経営を支える要因にこうした「人を育てる環境」も挙げられる。
 
  資料出典: J-NET21
 
 

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  1. 2018/05/26(土) 12:05:00|
  2. 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 釣りを『科学』し、何万年もの歴史に新たな1ページを 

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■ 釣りを『科学』し、何万年もの歴史に新たな1ページを 8314

 趣味が高じて、趣味で起業する。たくさんありそうで、実はそう多くはないこのパターンを実践したのがスマートルアー(札幌市)の岡村雄樹社長だ。

 社名が示すように、岡村社長の趣味は釣り。各種センサーや通信チップ、バッテリーを内蔵したルアー(擬似餌)=スマートルアーを活用する斬新な取り組みを企画立案。

“魚のIoT(モノのインターネット)企業”のキャッチフレーズのもと「石器時代から何万年も続いている釣りの世界に革新をもたらす」(岡村社長)と意欲満々で船出した。


 同社は1年前の2017年3月に岡村社長が立ち上げた。岡村社長は全国紙記者を経て、MBA(経営学修士)を取得したキャリアの持ち主。

 IoTアイデアコンテストで、スマートルアーの原形を提案したところ、優秀賞を獲得したのが契機となり、アイデアを形にしようと、起業に踏み切る。

「もともと、大学では生物学をやっていて、水温や明るさなどの要因で魚の行動が大きく変わることへの理解はあった。

 4ヵ月間、ある条件下で釣果ゼロを経験し、科学的な知見を釣りに生かせないものかと考え始めたのが原点」(同)と振り返る。


 スマートルアーでは、魚の捕食行動に影響する要素を計測し、データを自動的にスマートフォンに転送する。

 計測するのは水温や明るさ、ルアーの動きなど。スマホアプリと連動し、釣り場のコンディションや釣果も自動的に保存、分析。いわゆるビッグデータ解析のような作業を行う。

 魚のIoT企業の所以で、類似システムは海外にもない。

 「ルアーはブランドが一番大事」(同)ということで、既存ルアー会社に低マージンでセンサーモジュールを納入し、センサーデータなどに基づく各種のデータサービスを主な収益源としていく考えだ。


「釣り市場でポジションを築くには少なくとも5年は必要だと見ている」。

 岡村社長はじっくりと腰を据え、スマートルアーの普及と、有用なデータの収集・分析に臨む構えだが、釣りから得られる知見は、養殖漁業や水産資源の管理に役立つとも捉えている。

「例えば、大型の肉食魚がどのような捕食行動を取るかが明らかになれば、養殖での餌のコスト低減につながる」(同)というわけで、先々、養殖漁業などへの本格参入も視野に入れている。


 中学生の頃は千葉県周辺でコイやブラックバスを釣り、北海道移住後はニジマスなどのトラウトフィッシングに没頭中。ホームページで岡村社長は自身の釣り歴をそう紹介している。

「小学生の頃から海釣りやルアー釣りを始め、現在は本場のアメリカでバスフィッシングを楽しむ」「小さい頃は川、今は主に札幌近郊でロックフィッシング」…。

 同社メンバーはいずれ劣らぬ釣り好きぞろい。好きこそ物の…で、好奇心と知的探求心にあふれるメンバー諸氏が、オンリーワンシステムにより釣りの歴史に新たな1頁ページを加えていく。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成


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  1. 2018/05/19(土) 12:05:00|
  2. 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 徳島をゲノム編集産業発祥地に、と意気込む徳島大発VB 8221

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■ 徳島をゲノム編集産業発祥地に、と意気込む徳島大発VB 8221

「ゲノム編集は革新的な技術だが、その割にはプレーヤーが多くない。

 国内で専業会社は4、5社程度なのでは…」。

 こう話すのはセツロテック(徳島市)の竹澤慎一郎社長。

 そのうちの1社である同社は専業としては唯一、受託サービスを手掛け実績を上げている。

「創薬で走って、畜産を伸ばす」(竹澤社長)と二つのターゲットを定め、経営理念に掲げる『ゲノム編集産業革命で人々の暮らしを豊かに』の実現に向け突き進んでいる。


 同社は、現在、会長職に就く研究者の竹本龍也徳島大学教授と竹澤社長らが2017年2月に設立した。

 竹本教授は遺伝子改変(ゲノム編集)マウスを簡便に効率的に作製できる手法を開発し、その実用化のため徳島大発ベンチャーとして同社を立ち上げた。

 一方、竹澤社長はポスドク(博士研究員)として遺伝子制御機構の解析などに取り組んだのち、投資会社に勤め、さらに医療関連のメディア会社を東京で起業し、経営者としての腕を磨く。

 ある時、「友人から徳島にすごい技術があると聞かされた」のがきっかけとなり転身し、今日に至る。


 創業から1年。製薬会社や大学に研究開発用として、それぞれのニーズに沿った改変マウスを提供するなど、すでに、実績を積んでいる。

 GEEP法やVIKING法という、いずれも徳島大の知財となるゲノム編集手法の為せる業で、『徳島をゲノム編集産業の発祥地に』と、地域産業への貢献をビジョンの一つとする同社の有言実行の第一歩ともなっている。 

 同社ではマウスのほか、改変ラットの注文に応じ、改変ブタは開発準備中としている。


 ゲノム編集は2012年に「クリスパー・キャス9」と呼ばれる画期的技術が発表されたのを機に研究開発に弾みがつくが、事業化となるとまだまだのよう。 

 竹澤社長によると、国内の専業他社は積極的な営業活動をしていない研究開発型であり、事業のワン・オブ・ゼムとして受託サービスを手掛けるバイオ企業が何社かある程度だという。そこで「ゲノム編集に特化している我々は、難しいゲノム編集への対応や競争的な価格対応が可能で、アドバンテージが出せるはず」(竹澤社長)と、専業の強みを発揮し、未開の市場を切り開いていく。

 
 創薬を支援するための改変マウスの提供から、畜産や農業へ。

 同社では、豊かな暮らしに欠かせない食の充実のためのゲノム編集にも照準を合わせている。

 ただ、「先立つものは…」で、少なからず資金が必要なため、竹澤社長自らが資金調達や支援者獲得に奔走している。

 その一環として、あまたのベンチャーコンテストに参加し、最優秀賞を相次ぎ受賞してきた。

「多くの投資家と出会え、出会いのすべてが有効だった」と語る竹澤社長は「この1年はあっという間。

 とにかく動き回れば何かが生まれると行動した」と述懐する。創業2年目のこれからも、パワーアップした改変マウスのように高速で走り回りそうだ。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成


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