若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県仙台市 輪王寺庭園13 伊達家ゆかりの北山五山の一つ池泉回遊式庭園 三重塔 141101
輪王寺は、仙台の寺町であります北町地区にある、室町時代からの歴史のある伊達家ゆかりの寺院で、「北山五山」の一つと数えられています。
輪王寺は、伊達家第九世大膳大夫政宗夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、第十一世、大膳大夫持宗により嘉吉元年(1441)太菴梵守和尚を開山として、奥州伊達郡梁川に創建されました。
その後、伊達家の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年、現在の地に移りました。
明治維新後、輪王寺は伊達家の庇護を失い、さらに明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼してしまいました。
曹洞宗大本山、永平寺と總持寺の意を受けて、明治三十六年(1903)、福定無外和尚により、復興に着手し、現在の本堂と庫裡を完成しました。無外和尚は、庭園の建設にも意を注ぎました。次の五峰和尚により、梵鐘、位牌堂、坐禅堂、開山堂が完成し、七堂伽藍の全てが整いました。
庭園には、茶室「半杓庵」が建設され、東北有数の名園となりました。
昭和五十六年(1981)道閑和尚の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、昔日の偉容を回復するに至りました。
アクセス
JR仙山線北山駅から徒歩15分ほどのところにあります。
仙台駅から路線バスで、近くまで行くこともできます。
庭園
無外和尚は庭園の建設にも意を注ぎ、その晩年にはほぼ現在の規模を備えた庭園が出来上がり、今日の輪王禅苑の基礎が整えられました。
無外和尚以来の伽藍の復興と庭園の整備は次の日置五峰和尚(1893-1972)に受け継がれ、梵鐘・位牌堂・坐禅堂・開山堂が次々と完成して七堂伽藍のすべてが整い、庭園も茶室半杓庵が建設され東北有数の名園となりました。
さらに昭和五十六年(1981)日置道閑和尚(1926-2009)の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、輪王寺は昔日の偉容を回復するほどに至りました。
境内と庭園
三重塔
輪王寺庭園の池泉は、大きく西池と東庭園とに分かれています。
西池の西側に三重塔が立ち、池にその華麗なる姿を映しています。
蘭亭堂の奥に三重塔があります。
蘭亭堂の前に配されている飛び石沿いにゆきますと
三重塔にでます。
三重塔の扁額「宝楼閣」
蘭亭堂前から見る三重塔
三重塔を見上げる
西池西端越しに見る三重塔
東池エリア花壇から観る
雪吊りが三重塔と競っているように見えます
東池越しに見る
東池エリア白砂枯山水庭園横から見る
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県村田町 西湖山龍島院・庭園2 宮城県新観光名所百選 池泉 1472
「龍島院」(りゅうとういん)は、宮城県村田町にある曹洞宗の寺院で、山号を「西湖山(せいこざん)」といいます。
室町時代(天授年間)新潟県村上市耕雲寺七世審岩正察和尚により開山した、重要伝統的建造物群保存地区である宮城県村田町にある伊達家の菩提寺です。
京都にて永眠した柴田刈田三万石城主伊達宗高(政宗七男・二十歳)の遺骸を当院に葬って以来、 伊達家より寺領を授かりました。伊達政宗の息子である村田藩主・伊達宗高の御廟があります。
斜面の高い位置にある龍門爆からの流れが見所の池泉観賞式庭園であり、ツツジやサツキが咲く5月頃が最も良い時期といわれています。
北国八十八ヶ所霊場 第十一番札所
柴田三十三観音霊場 第二十二番札所 (東禅寺19世住職内嶋大哲老師選定)
宝物・文化財
本尊 釈迦牟尼仏像
毘沙門天像(金銅製、正和元年作、政宗より宗高拝領)
茶釜(政宗より宗高拝領)
三十三観世音菩薩
三十三観世音菩薩は、今は廃寺となった定龍寺の本尊でした。定龍寺は、弘仁3年(813)人皇五十二代嵯峨天皇の御代に弘法大師が開山しました。現在の村田町白鳥神社西隣に併祀されていましたが、明治初年の神仏分離令布告に伴い、定龍寺は廃寺となり、御本尊三十三観世音菩薩は、明治十一年当院に遷座されました。
十一面観世音菩薩
定龍寺秘仏十一面観世音菩薩は、昭和五十四年六月十七日村田観世音菩薩の御遷座百年祭りに当たり、白鳥神社より遷宮され、観音堂の内陣に奉祀されました。
聖観世音菩薩
更に青銅製聖観世音菩薩は、昭和五十年に仙台市千葉三二郎氏の寄進によって建立されました。
これらの三十三観世音菩薩、十一面観世音菩薩、聖観世音菩薩を総括して村田観世音菩薩といいます。
毎年6月17日大祭法要が営まれます。
(公式サイトを基に作成)
■ アクセス
仙台市内より村田・蔵王・遠刈田行き路線バス「村田町役場前」バス停下車 徒歩5分
JR大河原駅から路線バス「村田営業所」バス停下車 徒歩7分
〒989-1305 宮城県柴田郡村田町大字村田字大槻下92
TEL 0224-83-2160 FAX 0224-83-5431
E-Mail houjyou@ryutoin.jp
<開園時間> 午前8時~午後5時(年中無休)
<拝観料> 100円
■ 庭園
龍島院庭園は、様式的には、滝組を中心として造られた池泉観賞式庭園です。
山の斜面に沿った自然の地形を生かした庭園で、中央に配された三尊石組が核となっています。古式ゆかしい石組と植栽は、その数や種類も多く、四季折々野趣に富んでいます。
右奥を須弥山とみなした石組が配され、庭園の深奥に福寿・無量の霊泉が湧き出し、龍化爆へと流れ落ち、これが龍門瀑となって臥龍池へと注ぎます。「幽邃(ゆうすい)の境を感じさせる造り」という表現がありますが、まさに言葉通りの造作となっています。
「龍化瀑」と命名された滝名の由来は、中国黄河にかかる龍門瀑の故事からとったそうです。即ちこの険瀑を登り得た魚のみが昇天し龍神に変化するとの伝説に基づきます。人生の「登竜門」という言葉は、ここに起源があることは周く知られています。
山腹には、青銅製の龍も配されています。龍島院は正に古来より龍神信仰と、神秘に満ちた類い稀なお寺さんといえます。
小山に続く小径に庭園門が立っています
本堂の脇を入ると池が見えてきます
庭園入り口(左)に石灯籠が立っています。
池には踏み石が並んでいます。
踏み石は須弥山とみなす小山の方向に続いています。
池泉廻遊式庭園ですので、
その奥に行くことはできません。
須弥山(しゅみせん)とは、
古代インドの世界観の中で中心にそびえる山のことです。
1月ということもあり、池には氷がはっていました。
対岸近くには、寒さで鯉が群れていました。
亀石の甲羅がホンモノの亀のように見えます。
池の最も奥方向を望む
池の奥方向へ、飛び石が並んでいます。
池の一番奥の畔にはサルスベリが立っています。
その根元に南天が植えてありました。
池の最深部から本堂方向を望む
庭園入り口近くに立つ石灯籠と飛び石
小山の方から池を見下ろす
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県大崎市 旧有備館および庭園1 有備館駅と有備館の森公園
「有備館」は、江戸時代の仙台藩家臣である岩出山伊達家が開設した、家臣の子弟を教育する郷学(学問所)です。開校は十代邦直が当主の嘉永3(1850)年頃と考えられ、岩出山城北側の隠居所・下屋敷の敷地内に開設されました。
現存する有備館の「御改所(主屋)」は、二代宗敏の隠居所として延宝5(1677)年に建てられた可能性が高い建物で、下屋敷としても利用され「対影楼」と呼ばれました。
明治維新後の明治2(1869)年には,有備館の御改所と附属屋は岩出山伊達家の居宅となり、庭園とともに守り伝えられてきました。
昭和8(1933)年2月28日、居宅と庭園は「旧有備館および庭園」として国の史跡及び名勝に指定され、昭和45(1970)年に岩出山伊達家の厚意により岩出山町(現大崎市)に移管され、一般に公開されるようになりました。
池を取り囲む庭園は、四季折々の景色を楽しむことができ、特に、晴れた日に見える、水に映える庭園と御改所は荘重で優美なたたずまいを見せてくれます。
アクセス
宮城県大崎市岩出山字上川原町6 0229-72-1344
営業時間 9:00-17:00(最終入館は16:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)
料金
【個人】 大人350円、高校生260円、小・中学生180円
最寄駅
JR陸羽東線有備館駅 最寄駅から徒歩1分
東北新幹線古川駅で陸羽東線新庄方向行きの列車
駐車場 あり
公式サイト https://yubikan.jp/top.html
【コメント】
新幹線古川駅でJR陸羽東線の山形県新庄駅方向に向かう列車に乗ります。1時間に一本ほどの本数で、時間帯によっては増減がありますので、時刻表の確認は不可欠です。
古川駅周辺も、時間を過ごせるような喫茶店などはあまり期待できません。
旧有備館庭園は、伊達家の関わり代表的な庭園のひとつです。名前交通の便はあまり良いところにあるわけではないのですが、訪れる価値はある庭園といえます。
右下方向が北
古川方向 ◀ 有備館駅▶ 新庄方向
無人駅
待合室がありますが、コンビニはありません。
旧有備館庭園は、道を挟んで駅の真ん前
駅改札外に正宗の騎馬像があります。
駅正面は旧有備館庭園入り口ですが、
その北隣が有備館の森公園があります。
岩出山町と当別町合併記念碑
内川(川下方向、左手が旧有備館庭園)
庭園の南東側に川が流れていて、内川と呼ばれています。
天正19(1591)年奥州再仕置により、
伊達政宗が岩出山に居城を移す際に、
岩出山城の防備と灌漑用水や城下町の生活用水確保のため整備
内川の名称は、
城下に築いた一ノ構の内側を流れていることから
名付けられたと伝えられています。
平成28年に世界灌漑遺産に登録されました。
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写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県大崎市 旧有備館および庭園1 有備館駅と有備館の森公園
「有備館」は、江戸時代の仙台藩家臣である岩出山伊達家が開設した、家臣の子弟を教育する郷学(学問所)です。開校は十代邦直が当主の嘉永3(1850)年頃と考えられ、岩出山城北側の隠居所・下屋敷の敷地内に開設されました。
現存する有備館の「御改所(主屋)」は、二代宗敏の隠居所として延宝5(1677)年に建てられた可能性が高い建物で、下屋敷としても利用され「対影楼」と呼ばれました。
明治維新後の明治2(1869)年には,有備館の御改所と附属屋は岩出山伊達家の居宅となり、庭園とともに守り伝えられてきました。
昭和8(1933)年2月28日、居宅と庭園は「旧有備館および庭園」として国の史跡及び名勝に指定され、昭和45(1970)年に岩出山伊達家の厚意により岩出山町(現大崎市)に移管され、一般に公開されるようになりました。
池を取り囲む庭園は、四季折々の景色を楽しむことができ、特に、晴れた日に見える、水に映える庭園と御改所は荘重で優美なたたずまいを見せてくれます。
アクセス
宮城県大崎市岩出山字上川原町6 0229-72-1344
営業時間 9:00-17:00(最終入館は16:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)
料金
【個人】 大人350円、高校生260円、小・中学生180円
最寄駅
JR陸羽東線有備館駅 最寄駅から徒歩1分
東北新幹線古川駅で陸羽東線新庄方向行きの列車
駐車場 あり
公式サイト https://yubikan.jp/top.html
【コメント】
新幹線古川駅でJR陸羽東線の山形県新庄駅方向に向かう列車に乗ります。1時間に一本ほどの本数で、時間帯によっては増減がありますので、時刻表の確認は不可欠です。
古川駅周辺も、時間を過ごせるような喫茶店などはあまり期待できません。
旧有備館庭園は、伊達家の関わり代表的な庭園のひとつです。名前交通の便はあまり良いところにあるわけではないのですが、訪れる価値はある庭園といえます。
右下方向が北
古川方向 ◀ 有備館駅▶ 新庄方向
無人駅
待合室がありますが、コンビニはありません。
旧有備館庭園は、道を挟んで駅の真ん前
駅改札外に正宗の騎馬像があります。
駅正面は旧有備館庭園入り口ですが、
その北隣が有備館の森公園があります。
岩出山町と当別町合併記念碑
内川(川下方向、左手が旧有備館庭園)
庭園の南東側に川が流れていて、内川と呼ばれています。
天正19(1591)年奥州再仕置により、
伊達政宗が岩出山に居城を移す際に、
岩出山城の防備と灌漑用水や城下町の生活用水確保のため整備
内川の名称は、
城下に築いた一ノ構の内側を流れていることから
名付けられたと伝えられています。
平成28年に世界灌漑遺産に登録されました。
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
■■ 宮城県村田町 西湖山龍島院・庭園1 宮城県新観光名所百選 1472
「龍島院」(りゅうとういん)は、宮城県村田町にある曹洞宗の寺院で、山号を「西湖山(せいこざん)」といいます。
室町時代(天授年間)新潟県村上市耕雲寺七世審岩正察和尚により開山した、重要伝統的建造物群保存地区である宮城県村田町にある伊達家の菩提寺です。
京都にて永眠した柴田刈田三万石城主伊達宗高(政宗七男・二十歳)の遺骸を当院に葬って以来、 伊達家より寺領を授かりました。伊達政宗の息子である村田藩主・伊達宗高の御廟があります。
斜面の高い位置にある龍門爆からの流れが見所の池泉観賞式庭園であり、ツツジやサツキが咲く5月頃が最も良い時期といわれています。
北国八十八ヶ所霊場 第十一番札所
柴田三十三観音霊場 第二十二番札所 (東禅寺19世住職内嶋大哲老師選定)
宝物・文化財
本尊 釈迦牟尼仏像
毘沙門天像(金銅製、正和元年作、政宗より宗高拝領)
茶釜(政宗より宗高拝領)
三十三観世音菩薩
三十三観世音菩薩は、今は廃寺となった定龍寺の本尊でした。定龍寺は、弘仁3年(813)人皇五十二代嵯峨天皇の御代に弘法大師が開山しました。現在の村田町白鳥神社西隣に併祀されていましたが、明治初年の神仏分離令布告に伴い、定龍寺は廃寺となり、御本尊三十三観世音菩薩は、明治十一年当院に遷座されました。
十一面観世音菩薩
定龍寺秘仏十一面観世音菩薩は、昭和五十四年六月十七日村田観世音菩薩の御遷座百年祭りに当たり、白鳥神社より遷宮され、観音堂の内陣に奉祀されました。
聖観世音菩薩
更に青銅製聖観世音菩薩は、昭和五十年に仙台市千葉三二郎氏の寄進によって建立されました。
これらの三十三観世音菩薩、十一面観世音菩薩、聖観世音菩薩を総括して村田観世音菩薩といいます。
毎年6月17日大祭法要が営まれます。
(公式サイトを基に作成)
■ アクセス
仙台市内より村田・蔵王・遠刈田行き路線バス「村田町役場前」バス停下車 徒歩5分
JR大河原駅から路線バス「村田営業所」バス停下車 徒歩7分
〒989-1305 宮城県柴田郡村田町大字村田字大槻下92
TEL 0224-83-2160 FAX 0224-83-5431
E-Mail houjyou@ryutoin.jp
<開園時間> 午前8時~午後5時(年中無休)
<拝観料> 100円
山門(仁王門)
山門前に、村田観世音菩薩の石柱も立っていますが、
三十三観世音菩薩、十一面観世音菩薩、聖観世音菩薩など
伝統ある観音様でも知られています。
吽像
阿像
鐘楼
山門の左奥に配されています。
本堂
地震で倒壊し、再建間もない
本堂扁額
曹洞宗
本堂内陣
本尊 釈迦牟尼仏像
聖観世音菩薩
青銅製聖観世音菩薩は、
昭和五十年に仙台市千葉三二郎氏の寄進によって建立されました。
飛天が内陣を飾っています
観音堂
十一面観世音菩薩
定龍寺秘仏十一面観世音菩薩は、昭和五十四年六月十七日村田観世音菩薩の御遷座百年祭りに当たり、白鳥神社より遷宮され、観音堂の内陣に奉祀されました。
これらの三十三観世音菩薩、十一面観世音菩薩、聖観世音菩薩を総括して村田観世音菩薩といいます。
<準備中>
リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県大崎市 旧有備館および庭園1 有備館駅と有備館の森公園
「有備館」は、江戸時代の仙台藩家臣である岩出山伊達家が開設した、家臣の子弟を教育する郷学(学問所)です。開校は十代邦直が当主の嘉永3(1850)年頃と考えられ、岩出山城北側の隠居所・下屋敷の敷地内に開設されました。
現存する有備館の「御改所(主屋)」は、二代宗敏の隠居所として延宝5(1677)年に建てられた可能性が高い建物で、下屋敷としても利用され「対影楼」と呼ばれました。
明治維新後の明治2(1869)年には,有備館の御改所と附属屋は岩出山伊達家の居宅となり、庭園とともに守り伝えられてきました。
昭和8(1933)年2月28日、居宅と庭園は「旧有備館および庭園」として国の史跡及び名勝に指定され、昭和45(1970)年に岩出山伊達家の厚意により岩出山町(現大崎市)に移管され、一般に公開されるようになりました。
池を取り囲む庭園は、四季折々の景色を楽しむことができ、特に、晴れた日に見える、水に映える庭園と御改所は荘重で優美なたたずまいを見せてくれます。
アクセス
宮城県大崎市岩出山字上川原町6 0229-72-1344
営業時間 9:00-17:00(最終入館は16:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)
料金
【個人】 大人350円、高校生260円、小・中学生180円
最寄駅
JR陸羽東線有備館駅 最寄駅から徒歩1分
東北新幹線古川駅で陸羽東線新庄方向行きの列車
駐車場 あり
公式サイト https://yubikan.jp/top.html
【コメント】
新幹線古川駅でJR陸羽東線の山形県新庄駅方向に向かう列車に乗ります。1時間に一本ほどの本数で、時間帯によっては増減がありますので、時刻表の確認は不可欠です。
古川駅周辺も、時間を過ごせるような喫茶店などはあまり期待できません。
旧有備館庭園は、伊達家の関わり代表的な庭園のひとつです。交通の便はあまり良いところにあるわけではないのですが、訪れる価値はある庭園といえます。
右下方向が北
古川方向 ◀ 有備館駅▶ 新庄方向
無人駅
待合室がありますが、コンビニはありません。
旧有備館庭園は、道を挟んで駅の真ん前
駅改札外に正宗の騎馬像があります。
駅正面は旧有備館庭園入り口ですが、
その北隣が有備館の森公園があります。
岩出山町と当別町合併記念碑
内川(川下方向、左手が旧有備館庭園)
庭園の南東側に川が流れていて、内川と呼ばれています。
天正19(1591)年奥州再仕置により、
伊達政宗が岩出山に居城を移す際に、
岩出山城の防備と灌漑用水や城下町の生活用水確保のため整備
内川の名称は、
城下に築いた一ノ構の内側を流れていることから
名付けられたと伝えられています。
平成28年に世界灌漑遺産に登録されました。
< 旧有備館2へ続く >
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス
大失敗の結末!!
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県大崎市 旧有備館および庭園2 周囲から覗く有備館庭園
「有備館」は、江戸時代の仙台藩家臣である岩出山伊達家が開設した、家臣の子弟を教育する郷学(学問所)です。開校は十代邦直が当主の嘉永3(1850)年頃と考えられ、岩出山城北側の隠居所・下屋敷の敷地内に開設されました。
現存する有備館の「御改所(主屋)」は、二代宗敏の隠居所として延宝5(1677)年に建てられた可能性が高い建物で、下屋敷としても利用され「対影楼」と呼ばれました。
明治維新後の明治2(1869)年には,有備館の御改所と附属屋は岩出山伊達家の居宅となり、庭園とともに守り伝えられてきました。
昭和8(1933)年2月28日、居宅と庭園は「旧有備館および庭園」として国の史跡及び名勝に指定され、昭和45(1970)年に岩出山伊達家の厚意により岩出山町(現大崎市)に移管され、一般に公開されるようになりました。
池を取り囲む庭園は、四季折々の景色を楽しむことができ、特に、晴れた日に見える、水に映える庭園と御改所は荘重で優美なたたずまいを見せてくれます。
アクセス
宮城県大崎市岩出山字上川原町6 0229-72-1344
営業時間 9:00-17:00(最終入館は16:30まで)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日~1月3日)
料金
【個人】 大人350円、高校生260円、小・中学生180円
最寄駅
JR陸羽東線有備館駅 最寄駅から徒歩1分
東北新幹線古川駅で陸羽東線新庄方向行きの列車
駐車場 あり
公式サイト https://yubikan.jp/top.html
【コメント】
新幹線古川駅でJR陸羽東線の山形県新庄駅方向に向かう列車に乗ります。1時間に一本ほどの本数で、時間帯によっては増減がありますので、時刻表の確認は不可欠です。
古川駅周辺も、時間を過ごせるような喫茶店などはあまり期待できません。
旧有備館庭園は、伊達家の関わり代表的な庭園のひとつです。交通の便はあまり良いところにあるわけではないのですが、訪れる価値はある庭園といえます。
大失敗!!
有備館庭園を楽しみにして宮城旅行を準備し始めました。
有備館庭園は月曜日が休園日なので、スケジュールの予定を火曜日に設定しました。
ところが、どうしても仕事の都合から
出発する日を一日繰り下げざるを得なくなり、
月曜日の出発に行程の大幅変更を余儀なくされてしまいました。
その過程で、火曜日の行程の一部を月曜日に移行するなど、
行程変更を新幹線の中で行いました。
楽しみにしていた有備館庭園は、移動日の日の午後をフルにあて
荷物をホテルに預けてから
JR陸羽東線の有備館駅に向かいました。
有備館駅の正宗像などの撮影をしてから目を道路の反対側に向けました。
なんと、駅前が有備館庭園の入り口ではありませんか。
ところが、門は閉まっています。
スケジュール調整のときに、
有備館庭園は月曜日休園ということをすっかり失念していたのです。
急遽スケジュールを再変更して、
有備館庭園以外に目的地を変更しました。
幸い、有備館庭園のある岩出山地区には
もう一つめぼしい庭園の宛があり、そちらに行くことにしました。
有備館庭園には、翌日行くことにし、行程の再々変更をすることにしました。
せっかく、有備館庭園にきたのですから、周囲から庭園内部を除こうと考え、
【カシャリ! ひとり旅】をしましたので、以下にご紹介します。
右下方向が北
古川方向 ◀ 有備館駅▶ 新庄方向
駅前からうらやましげに見る有備館庭園
左端に見える建物が正門
有備館の森公園の垣根から覗く御改所(主屋)
隠居所や下屋敷では、藩主や当主専用の「書院」と呼ばれた建物です。
書院は藩主御成りの時は饗応所・御成り座敷として用いられ、
そこでは能などが行われました。
有備館の森公園の生け垣を通して
木々の間から池が見えます。
手前の低木は、西苑でしょうか。
場所を変え得ると西苑が生け垣から覗けます。
生け垣の高いところから覗くと
池泉を確認できました。
西苑
「やはり、スケジュールを調整して再訪しよう」
という気持ちが高まりました。
西苑の向こうに御改所(主屋)の手前が見えます。
有備館の森公園側から通りに戻って正門を見る
立派な門です。
正門横、道路側の生け垣から覗くと
御改所(主屋)の反対側が見えます。
御改所(主屋)の前に池泉が広がっているのがわかります。
道路側の生け垣から覗くと御中島が見えます。
御中島には茶亭「松花庵」が立っていますが、
この角度からは、はっきりと認識できませんが、
建物が見えます。茶亭でしょう。
対岸の「出先」といわれる
池泉にせり出した半島状の部分が見えます。
「出先」部の奥には竹林も見えます。
この日は、休園日で園内に入れませんでしたので、
スケジュール調整の結果、
翌日のスケジュールである石巻市街地の庭園めぐりなどの
一部のスケジュールを切り捨てて
午後に、有備館庭園を再訪することにしました。
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
■ 宮城県石巻市 齋藤氏庭園 東北三大地主作庭の池泉廻遊式庭園 4 東池エリア
「齋藤氏庭園」(さいとうしていえん)は、宮城県石巻市前谷地にあります。“東北三大地主”のひとつとして挙げられ、9代当主により明治時代に作庭された池泉回遊式庭園で、国指定名勝(平成17年7月14日 )でもあります。邸宅から背後の丘陵地まで、一体感のある空間は見る者を圧倒します。
園内は、大きく4つのエリア(除受付・駐車場)に分けることができます。
1 宝ケ峰縄文記念館エリア
2 主庭園エリア
3 奥池エリア
4 東池エリア
斎藤氏は、秋田県の池田市酒田の本間氏と並び近代における東北三大地主と言われています。江戸時代、二代目善兵衛の時に酒造業を始め、9代目善右衛門の時に酒造業を辞め、莫大な資産を背景に会社を設立して社長となり、衆議院議員を勤めました。
齋藤氏庭園は、複数の池泉回遊式庭園でなり、国の名勝に指定された美しい庭園で、近代庭園として学術上も高く評価されています。園内には茅葺き屋根、一部は江戸時代から残る土蔵などの外観を見学でき、たくさんの建物や石灯籠等があります。
齋藤氏庭園内にある宝ヶ峰遺跡に関わる縄文記念館には、遺跡から発掘された縄文時代後期の土器や矢尻などが保存展示されています。
アクセス
JR石巻線 前谷地駅より徒歩10分
三陸道矢本ICから車で約15分、石巻河南ICから車で約15分
〒987-1101 宮城県石巻市前谷地字黒沢73-1
開園時間
4月1日から11月30日まで 9時30分から16時30分まで
12月1日から翌年の3月31日まで 9時30分から16時まで
休園日
月曜日(注)休日を除く、休日の翌日、12月28日から翌年1月4日まで
観覧料
個人 一般:500円 高校生:300円 小・中学生 :150円(団体割引あり)
斉藤氏庭園は、宮城県石巻市前谷地に位置します。
一般的には、仙台駅から東北本線で小牛田(こごた)まで50分弱、北上し
JR石巻線に乗り換え、20分ほどのところにある前谷地駅で下車します。
庭園全景(園内表示板より)(北:▼)
東池エリアは❷❹に挟まれた池を中心としたエリアです。
池としては園内で一番大きな池です。
表門
主屋前を東(右)にゆくと表門が見えます。
平素は表門は閉まっているようです。
その左手に東池エリアが広がっています。
主屋方向から見る東池
東池全体
ただし、左手にある水源域はここからは見えません
東池の水源は、主屋横小池と水源が同じなのでしょうか。
主屋から歩いて行きますと左手、
東池の一番奥に位置しています。
東池の東側(主屋からは対岸)
可愛い石灯籠が石組みの池川に立っています。
水源前から北岸を進む
振り返ると水源域が見えます
せせらぎ岸に椿がほころんでいます
椿の刈り込みから一本にょきっと花が飛び出した今した。
水源せせらぎから池の方を見る
奥には黒色の表門と中門の建物が見えます。
東池北岸から全体を池全体を見渡すと
奥に中門の建物が見えます。
ほぼ半周し、北岸から主屋方向を見る
右奥が水源とせせらぎ
ほぼ一周して池を見ると
最初に目についた、対岸の可愛い石灯籠が見えます。
中門の建物
東池から主屋方向に行く道には
末が横になっていて、あたかも門のように見えます。
表門から見ると正面にこの末が見えるのではないでしょうか。
主屋が黒塀の奥
これで4つの池泉エリアは廻ったことになります。
この後、建物関係をご紹介したいと思います。
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
■ アクセス
リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県仙台市 輪王寺庭園4 伊達家ゆかりの北山五山の一つ池泉回遊式庭園 本堂 141101
輪王寺は、仙台の寺町であります北町地区にある、室町時代からの歴史のある伊達家ゆかりの寺院で、「北山五山」の一つと数えられています。
輪王寺は、伊達家第九世大膳大夫政宗夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、第十一世、大膳大夫持宗により嘉吉元年(1441)太菴梵守和尚を開山として、奥州伊達郡梁川に創建されました。
その後、伊達家の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年、現在の地に移りました。
明治維新後、輪王寺は伊達家の庇護を失い、さらに明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼してしまいました。
曹洞宗大本山、永平寺と總持寺の意を受けて、明治三十六年(1903)、福定無外和尚により、復興に着手し、現在の本堂と庫裡を完成しました。無外和尚は、庭園の建設にも意を注ぎました。次の五峰和尚により、梵鐘、位牌堂、坐禅堂、開山堂が完成し、七堂伽藍の全てが整いました。
庭園には、茶室「半杓庵」が建設され、東北有数の名園となりました。
昭和五十六年(1981)道閑和尚の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、昔日の偉容を回復するに至りました。
アクセス
JR仙山線北山駅から徒歩15分ほどのところにあります。
仙台駅から路線バスで、近くまで行くこともできます。
JR仙山線の北山駅からですと裏門の三重塔側から入ると近いです。
山門をくぐったところからまっすぐに続く参道
この参道は「お悟りの道」と呼ばれています。
石段の上にようやく本堂の屋根が見えてきました
手水舎
本堂を正面に見て左手にあります
その奥の胸像が気になりました
藤沢 幾之輔(ふじさわ いくのすけ)
1859年3月20日(安政6年2月16日)[1] - 1940年(昭和15年)4月3日[1][3])
明治、大正、昭和期の日本の政治家、弁護士で
衆議院議員や衆議院議長を務めました。
第1次若槻禮次郎内閣のときには商工大臣として活躍し、
貴族院議員も歴任しています。
本堂の左手は手水舎ですが
右手には、観音庭園があります
手水舎の奥には地蔵像群があり
その前には形の良い石と、石碑が立っています
本堂前庭園(左)
本堂前庭園(右)
本堂前 庭園入り口
庭園入口側から見た本堂
本堂奥には丸屋根のストゥーパが見えます
本堂屋根の破風や鬼瓦も緻密です
本堂扁額
六代将軍足利義教が後花園天皇に奏請して、
宸筆の額「金剛寳山輪王禅寺」が下賜されました
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写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
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映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
テーマ:経営コンサルタントからのアドバイス - ジャンル:ビジネス
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県仙台市 輪王寺庭園2 伊達家ゆかりの北山五山の一つ池泉回遊式庭園 お悟りの道と13石仏像 141101
輪王寺は、仙台の寺町であります北町地区にある、室町時代からの歴史のある伊達家ゆかりの寺院で、「北山五山」の一つと数えられています。
輪王寺は、伊達家第九世大膳大夫政宗夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、第十一世、大膳大夫持宗により嘉吉元年(1441)太菴梵守和尚を開山として、奥州伊達郡梁川に創建されました。
その後、伊達家の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年、現在の地に移りました。
明治維新後、輪王寺は伊達家の庇護を失い、さらに明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼してしまいました。
曹洞宗大本山、永平寺と總持寺の意を受けて、明治三十六年(1903)、福定無外和尚により、復興に着手し、現在の本堂と庫裡を完成しました。無外和尚は、庭園の建設にも意を注ぎました。次の五峰和尚により、梵鐘、位牌堂、坐禅堂、開山堂が完成し、七堂伽藍の全てが整いました。
庭園には、茶室「半杓庵」が建設され、東北有数の名園となりました。
昭和五十六年(1981)道閑和尚の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、昔日の偉容を回復するに至りました。
アクセス
JR仙山線北山駅から徒歩15分ほどのところにあります。
仙台駅から路線バスで、近くまで行くこともできます。
JR仙山線の北山駅からですと裏門の三重塔側から入ると近いです。
山門をくぐったところからまっすぐに続く参道
この参道は「お悟りの道」と呼ばれています。
仏足石と13の仏像が配されています
仏足石
釈尊(しゃくそん、仏様のこと)の足跡を印刻した石
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
大乗仏教経典において
堅固な精神統一(首楞厳三昧(しゅりょうごんざんまい))の体現者
智慧の菩薩
普賢菩薩(ふげんぼさつ)
自らの悟りと衆生の救済を求める菩薩の理想を示す「十願」を達成
釈迦仏(しゃかぶつ)の右脇侍(わきじ)として
六牙(が)の白象に乗った姿で表現される
地蔵菩薩
五濁(ごじょく)の悪世において救済活動を行う菩薩
仏になることを延期して、菩薩の状態にとどまり、
衆生の罪苦の除去に携わることを本願としている
弥勒菩薩(みろくぼさつ)
釈迦(しゃか)の滅後5億7600万年後の未来に
下界に降って仏となり、衆生を救ってくれる菩薩
薬師如来
衆生の病と苦しみを癒し、救ってくれる如来
観音菩薩
世間の出来事を自在に観察し、救いを求める者の心に応じ
千変万化して救ってくれる
勢至菩薩とともに阿弥陀(あみだ)仏の脇侍として立つ
勢至菩薩
智慧(ちえ)の光をもってすべてのものを照らし、
もろもろの苦難を離れさせ、無上なる力を授けてくれる
観世音菩薩とともに阿弥陀(あみだ)仏の脇侍として立つ
阿弥陀如来
西方の極楽浄土の教主で、生あるものすべてをすくってくれる
阿閦如来(あしゅくにょらい)
大日如来のもとで怒りと淫欲を断つことをなしとげて仏となった
大乗仏教の如来
大日如来
宇宙の根本の仏
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
宇宙のすべてのものを含み、
虚空(大空)のように無量の福徳・智慧(ちえ)を具(そな)え、
これをつねに衆生に与えて諸願を成就させてくれる
お悟りの道脇に配されていて暗くなると点灯されます
帰りは、薄暗くなり
参道に照明が点灯されていました
本堂側から三門側を見る
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。
静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています
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若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。
日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。
下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。
■ 宮城県仙台市 輪王寺庭園1 伊達家ゆかりの北山五山の一つ池泉回遊式庭園 山門と参道 141101
輪王寺は、仙台の寺町であります北町地区にある、室町時代からの歴史のある伊達家ゆかりの寺院で、「北山五山」の一つと数えられています。
輪王寺は、伊達家第九世大膳大夫政宗夫人、蘭庭明玉禅尼の所願により、第十一世、大膳大夫持宗により嘉吉元年(1441)太菴梵守和尚を開山として、奥州伊達郡梁川に創建されました。
その後、伊達家の居城の遷移に従い、西山、米沢、会津、米沢、岩出山を転々とし、慶長七(1602)年、現在の地に移りました。
明治維新後、輪王寺は伊達家の庇護を失い、さらに明治九年(1876)北山に発した野火のため、仁王門を残し七堂伽藍を全焼してしまいました。
曹洞宗大本山、永平寺と總持寺の意を受けて、明治三十六年(1903)、福定無外和尚により、復興に着手し、現在の本堂と庫裡を完成しました。無外和尚は、庭園の建設にも意を注ぎました。次の五峰和尚により、梵鐘、位牌堂、坐禅堂、開山堂が完成し、七堂伽藍の全てが整いました。
庭園には、茶室「半杓庵」が建設され、東北有数の名園となりました。
昭和五十六年(1981)道閑和尚の時代に開山五百回大遠忌を記念して三重塔が建立され、昔日の偉容を回復するに至りました。
JR仙山線北山駅から徒歩15分ほどのところにあります。
仙台駅から路線バスで、近くまで行くこともできます。
JR仙山線の北山駅からですと裏門の三重塔側から入ると近いです。
表門
山門
明治9年(1876)の北山大火を免れた輪王寺境内唯一の遺構です。
三間一戸の八脚門(主柱四本の前後に控柱が四本ある門)で、
切妻造、本瓦葺造りです。
柱はいずれも円柱で、棟の左右に鯱が載り、
前面左右に仁王が配されています。
江戸時代中期の堅実な手法を伝えている門といえます。
山門扁額
阿仰像
吽形像
山門をくぐったところからまっすぐに続く参道
この参道は「お悟りの道」と呼ばれています。
13の仏像が配されています
当ブログ「その2」をご覧下さい。
仏足石
お悟りの道脇に配されていて暗くなると点灯されます
帰りは、薄暗くなり
参道に照明が点灯されていました
本堂側から三門側を見る
ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】
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